親子のコミュニケーションのはじまり
生まれたばかりの赤ちゃんは、しばらくすると周りの大人の声や音に反応しはじめます。
やさしく語りかけると、表情や手足の動きで返事をしたり、
音のする方向を目で探したりします。
また、においにも反応しはじめるのもこの時期。
タオルや服に付いたミルクや大人のにおいを感じ,
それを嗅ぐことで赤ちゃんの気持ちが安らぎ、落ち着きます。
子どもの成長は、それぞれ個人差があって当然。
一人ひとりの好みだって違います。
「うちの子はまだ○○が出来ない・・・」なんて心配は要りません。
個人差は、個性のつぼみなのですから。
食事をバランスよく取ることが大切なように、
遊びやおもちゃ選びにも、気配りを心がけることが大切。
お母さんのミルクが子どもたちの栄養となるように、
豊かな遊びやおもちゃは、心の栄養になるのです。
それぞれの発育・発達・成長に合わせて、
その時期に合った、おもちゃ選びと環境づくりをお勧めします。
生まれたばかりの赤ちゃんは、しばらくすると周りの大人の声や音に反応しはじめます。
やさしく語りかけると、表情や手足の動きで返事をしたり、
音のする方向を目で探したりします。
また、においにも反応しはじめるのもこの時期。
タオルや服に付いたミルクや大人のにおいを感じ,
それを嗅ぐことで赤ちゃんの気持ちが安らぎ、落ち着きます。
この頃の赤ちゃんは、物を目で追うようになり、
それを手で触ろうとしはじめます。
手足を頻繁に動かし使ううちに、全身の動きも大きくスムーズになってきます。
また、指にそっと触れると、強い力で握り返してきます。
その思いがけないほどの強さに、いつも驚かされてしまいます。
おもちゃやタオルを使って引っ張り合いをしたり、
オルゴールやシロフォンを使って歌や語り掛けをしたり、
親子のコミュニケーションをはかってください。
寝返りをしたり、ひとりで座れるようになったりと、目に見えて成長していくこの時期は、『遊び』も次々と増え、器用にもなりはじめます。
両手をうまく使う遊びが、出来るようになるのもこの頃。
ボールやおもちゃに、手を伸ばして取りにいこうとします。
手と目が一緒に動かせるようになり、おもちゃを持ち替えたり、箱の中から出し入れしたり・・・。
言葉らしいモノを発しはじめるのも、この時期です。
手人形やぬいぐるみを使って「バブバブ、オッコー」、一緒にお話しましょう。
つかまり立ちをはじめたら、押し車で『あんよ』のお手伝い。
歩けるようになると、行動範囲が飛躍的に広くなります。
木馬に乗ったり、クルマに跨ったり、全身を使った
ダイナミックな遊びをはじめます。
複雑な遊びをはじめるのもこの時期。
小さなパーツを出し入れしたり、ハンマーでボールを上手に叩いたり、
うまく手や指先を使い、次第に基本動作を習得していきます。
少しずつ言葉を理解しはじめる時期。
大人との言葉によるコミュニケーションができるようになりはじめます。
より複雑な遊びをはじめ、ひとり遊びから仲間との遊びが少しずつできるようになります。
自分で想像し、空想遊びができるようになり、
家庭での出来事や周りの大人の真似事を、楽しそうに演じはじめます。
ごっこ遊びや会話は、表現力を身に付けていくので、とても重要。
また子どもたちは、少しずつ規則やルールがあることに気付きはじめます。
決められたルールを守ることで、楽しさが増す事を知りはじめる大切な時期でもあります。